栄養素の基本
人間と同様に犬も常に栄養を必要としており、主に1.生命維持やエネルギー源となる、2.骨や筋肉などの体の組織を作る、3.ホルモンや免疫など体の調子を整える、などの役割があります。そのため後ほど説明する5大栄養は必須で、加えて余計な物質の吸収を防ぐ食物繊維も欠かせません。
犬に必要な5大要素+α
糖質
主にエネルギー源として使われ、炭水化物とも言われています。米を始めとした穀類、イモ類、豆類、果物などに多く含まれます。
脂質
過剰摂取は肥満の原因ですが、体の組織を構成したり、神経の働きなどにも関わる重要な栄養素です。
たんぱく質
筋肉や臓器、皮膚、血管など体を作るために必要な栄養素で、特に体が発達する成長期に多量のたんぱく質が必要になります。
ビタミン
様々な種類があり、主に体の調子を整える役割があります。大半のビタミンは食事からとる必要があるためバランスよくあげるといいでしょう。
ミネラル
ミネラルもビタミンと同様に食事からとる必要のある栄養素です。代表的な栄養素としてはカルシウムなどが挙げられます。
食物繊維
大半は吸収されずに体外に排出されますが、この時に有害物質も一緒に排出します。また腸内細菌のサポートなどの役割もあり、主に体の調子を整える役割があります。