Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点(量や食材、味付けなど)を解説で詳しく説明しています。
今回は、犬に必要な栄養素のうち、DHA・EPAについて解説します。その他の犬に必要な栄養に関する記事はこちらです。
DHA・EPAの働き・効果
それぞれドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)を意味します。
炎症を抑えたり腫瘍を抑制するなどの効果が期待されています。抗炎症作用があることから、アトピー性皮膚炎にも効果があると考えられています。
DHA・EPAを多く含む食材
サバ、サンマ、ブリ、サケ、マグロなどの青魚や大型の魚に多く含まれています。
DHA・EPAが豊富な食材・食品に関する記事はこちらから確認できます。
DHA・EPAが不足・過剰になると?
過剰に摂ると脂質なので消化不良による下痢や嘔吐などが考えられます。また、膵炎になってしまう可能性も考えられます。
関連情報
DHA・EPAの詳細解説
魚に多く含まれる多価不飽和脂肪酸で、意識しないと不足しやすい栄養素です。α-リノレン酸と合わせてオメガ3系脂肪酸やn-3脂肪酸とも呼ばれます。成犬・維持期以外の成長期・繁殖期・妊娠期・授乳期においては必須脂肪酸です。DHAは脳や網膜などの神経系に含まれており、EPAは血液の健康に関わり、血栓予防や血液をサラサラにする効果が研究されています。オメガ3脂肪酸はとても酸化しやすい特徴があります。ドライフードに添加されることも多い栄養素ですが、食材かサプリメントから摂る方が効率が良いと言えます。人間のサプリメントにおいてはカプセルで摂取することが多いですが、効果についてはまだ研究段階のようです。