【チロシン】犬ごはんに必要な栄養解説と多く含まれる食材の紹介

Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部（@lilya_foods）と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点（量や食材、味付けなど）を解説で詳しく説明しています。
今回は、犬に必要な栄養素のうち、チロシンについて解説します。その他の犬に必要な栄養に関する記事はこちらです。

チロシンの働き・効果

ドーパミンやアドレナリンの元になるため、脳に影響し記憶力やストレスを和らげる作用があると言われています。メラニン、甲状腺ホルモンなどの前駆物質となるので、被毛や体内の代謝に関わっています。

チロシンを多く含む食材

チーズなどの乳製品、イワシ・タラ・サクラエビ素干しなどの魚介類・加工品。
チロシンが豊富な食材・食品に関する記事はこちらから確認できます。

チロシンが不足・過剰になると？

欠乏すると食欲・体重の減少や色素が不足し、黒い毛が赤っぽくなる赤毛症が見られます。
過剰になることは稀ですが、アドレナリンが分泌されすぎて血圧が上がる恐れがあります。

関連情報

チロシンの詳細解説

フェニルアラニンから作られる非必須アミノ酸のひとつです。
被毛や虹彩に影響があり、美しい黒色の被毛を保つには必要な栄養素です。
AAFCOではフェニルアラニン＋チロシンとして最小値が設けられています。