Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点(量や食材、味付けなど)を解説で詳しく説明しています。
愛犬の健康を守るためには、注意が必要な食材について知ることが重要です。この記事では、犬が食べすぎると危険な食材の解説と対処法について説明しています。
犬にとって食べすぎ注意な食材とは?
食材の中には適量であれば問題がなくても、特定の病気の原因になってしまう成分が含まれていたり、過剰症といって健康のためには必須な栄養素でも摂りすぎると害になってしまう栄養素が豊富に含まれているものがあるため食べすぎに注意しなければいけないものがあります。今回はその中でも注意が必要な食材を3つご紹介します。
食べすぎ注意な食材①ほうれん草
ほうれん草には尿結石の原因となるシュウ酸が多く含まれています。尿結石になってしまうと結石が尿の通り道である腎臓、尿管、膀胱、尿道にできてしまうため、痛みが生じたり、尿の排泄が困難になってしまったりします。過去に尿結石になったことのあるわんちゃんは気を付けてください。このような注意点がありますがビタミンB2やベータカロテンなど健康に良い栄養素が豊富な食材です。
食べすぎ注意な食材②レバー
レバーは、目、皮膚、骨、粘膜の健康に大きく関わってビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンAは適量であれば視力を正常に保ったり、粘膜によって病原体の侵入を防いで感染症を予防するためなどに必要な栄養素ですが、過剰に摂取すると嘔吐や関節の異常を引き起こしてしまうことがあります。4kgの成犬で1日42g(生レバーの場合)で上限に達してしまうため、量に気を付けましょう。
食べすぎ注意な食材③鮭
鮭は、カルシウムやリンの吸収を促進させる働きがあり、丈夫な骨づくりに必要なビタミンDが豊富に含まれています。ビタミンDは、過剰になるとカルシウムが異常沈着する高カルシウム血症を起こしてしまったり、骨代謝および骨化が阻害され、過度の骨石灰化も起こります。4kgの成犬で1日15g(焼いた白鮭の場合)で上限に達してしまうため、量に気を付けましょう。
まとめ
今回、ご紹介した食材は食べる量に気を付ける必要はありますが、どれも適量であれば健康に良い栄養素を多く含んでいます。こういった食材は他にもたくさんあるため適量に気を付けてください。自分で判断する自信がない方は、きちんと栄養計算したレシピをご用意していますので、リーリャの犬ごはんの手作り犬ごはんレシピを活用してください。