Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点(量や食材、味付けなど)を解説で詳しく説明しています。
今回は、犬ごはんの食材のうち、カリフラワーについて解説します。その他の犬ごはんの食材に関する記事はこちらです。
カリフラワーを犬にあげていいか?あげる場合の注意点
カリフラワーは犬にあげても大丈夫な食材です。
生でも食べられますが、硬いので加熱し、のどに詰まらないサイズに切ってからあげましょう。茎の部分も食べることができます。
茹でる場合は水溶性ビタミンが逃げてしまうので、なるべく短時間にしましょう。
低カロリーな食材ですダイエット中に使いやすい食材です。人間でもカリフラワーライスなどのように、ダイエット食材としても使われることがあります。
カリフラワーやブロッコリーなどのアブラナ科の植物にはゴイトロゲンという成分が含まれており、甲状腺機能の低下を招くと言われています。過剰に食べなければ問題ないとされていますが、心配な場合は獣医さんに聞いてから与えるか、避けた方が無難です。
下茹でした場合は、失われる栄養素もありますので他の食材から補給するイメージで補いましょう。
カリフラワーに含まれるキシリトールについて
キシリトールは犬が接種すると低血糖を引き起こしたり、肝臓へのダメージにもつながるので注意が必要な成分です。人間ではガムに含まれていることが有名です。イチゴやカリフラワーなどの野菜・果物にも含まれていますが、ガムのように多量に含まれてはいません。個体差はありますが、一般的に体重1kgあたり100mgのキシリトールを摂取すると中毒症状が出始めると言われています。1粒0.5g配合されたキシリトールガムであれば、体重5kgの犬は症状が出る恐れがあるといえます。カリフラワーは100gあたり約300mg含まれているとされています。1株300g程度なので、1食分やおやつ程度では中毒症状が出る可能性は低いでしょう。
参考:日本フィンランドむし歯研究会
カリフラワーに含まれている栄養素と主な効果
カリフラワーの代表的な栄養素にはカリウム、ビタミンK、葉酸、ビタミンCなどが含まれています。
カリウム
ナトリウムとともに体内のph値の調整や水分の代謝に関わります。また、余分なナトリウムを体外に排出してくれます。カリウムは加熱によって大きく失われるので、他の食材とも合わせて摂るようにしたい栄養素です。
通常は腎臓の働きによって体外に排出されるため、過剰になることはありませんが、腎臓が正常な状態ではない場合は過剰になる可能性があります。
ビタミンK
血液の凝固に深くかかわる栄養素で、血液を正常な状態に保つために必要な栄養素です。
出血した際に血を止める重要な役割がある一方で、血液の凝固を抑えることもできるので血栓の予防にも有効です。
葉酸
血液を作ったり、DNAの合成にも関わっています。
体内で合成されますが、体内に蓄積される量が少ないこともあり食事からの摂取が必要です。また、ビタミンB6・ビタミンB12とともにメチオニンの合成に関わり、動脈硬化の抑制にも期待されています。
ビタミンC
美容でよく聞くビタミンCは、コラーゲンの生成に関わり、筋肉や皮膚、骨、歯などを強化してくれます。また、免疫機能をサポートする働きがあるので、感染症予防にも役立ちます。ストレスが加わると大量に消費されるためストレスへの抵抗力を高めるためにも有効です。
おすすめの調理方法や食材との組合せ
ピーマンやじゃがいもと合わせてビタミンCをプラス。小さめに切って短時間の加熱にするようにしましょう。
細かく刻んでフードの量を増して食べ応えアップ。
カリフラワーを使ったレシピはこちらをご覧ください。
こんな子におすすめ
抗酸化作用を期待したい
がん予防をしたい
100g当たりの栄養成分
出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
※コリンは米国農務省FoodData Centralを参照
| 栄養素 | 単位 | 成分値(生) | 成分値(茹で) |
| 粗タンパク質 | g | 3.000 | 2.700 |
| アルギニン | g | 0.130 | 0.110 |
| ヒスチジン | g | 0.060 | 0.053 |
| イソロイシン | g | 0.110 | 0.098 |
| ロイシン | g | 0.180 | 0.160 |
| リジン | g | 0.190 | 0.170 |
| メチオニン | g | 0.047 | 0.042 |
| メチオニン+シスチン | g | 0.084 | 0.075 |
| フェニルアラニン | g | 0.120 | 0.100 |
| フェニルアラニン+チロシン | g | 0.205 | 0.174 |
| トレオニン | g | 0.130 | 0.110 |
| トリプトファン | g | 0.036 | 0.032 |
| バリン | g | 0.160 | 0.140 |
| 粗脂肪 | g | 0.100 | 0.100 |
| リノール酸 | g | 0.005 | 0.005 |
| カルシウム | g | 0.024 | 0.023 |
| リン | g | 0.068 | 0.037 |
| カルシウム:リン比 | 1:2.833 | 1:1.608 | |
| カリウム | g | 0.410 | 0.220 |
| ナトリウム | g | 0.008 | 0.008 |
| 塩素 | g | 0.012 | 0.012 |
| マグネシウム | g | 0.018 | 0.013 |
| 鉄 | mg | 0.600 | 0.700 |
| 銅 | mg | 0.050 | 0.030 |
| マンガン | mg | 0.220 | 0.170 |
| 亜鉛 | mg | 0.600 | 0.400 |
| ヨウ素 | mg | 0.000 | 0.000 |
| セレン | mg | 0.000 | 0.000 |
| ビタミンA | IU | 0.000 | 0.000 |
| ビタミンD | IU | 0.000 | 0.000 |
| ビタミンE | IU | 0.298 | 0.298 |
| チアミン | mg | 0.060 | 0.050 |
| リボフラビン | mg | 0.110 | 0.050 |
| パントテン酸 | mg | 1.300 | 0.840 |
| ナイアシン | mg | 0.700 | 0.200 |
| ピリドキシン | mg | 0.23 | 0.13 |
| 葉酸 | mg | 0.094 | 0.088 |
| ビタミンB12 | mg | 0.000 | 0.000 |
| コリン | mg | 44.3 | 39.1 |






