犬に必要な栄養素

【リン】犬ごはんに必要な栄養解説と多く含まれる食材の紹介

Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点(量や食材、味付けなど)を解説で詳しく説明しています。
今回は、犬に必要な栄養素のうち、リンについて解説します。その他の犬に必要な栄養に関する記事はこちらです。

リンの働き・効果

カルシウムと同様に骨や歯を作るのに欠かせません。また、DNAやRNAなどにも含まれるとともに、エネルギーの代謝にも関わっています。

リンを多く含む食材

煮干しや鰹節、肉類、大豆、豆腐、卵など。
リンが豊富な食材・食品に関する記事はこちらから確認できます。

リンが不足・過剰になると?

不足すると骨の成長に影響が出て成長不良や食欲不振などが見られる。過剰な場合でも骨や歯に異常が出ます。また、腎臓の疾患が出てしまいます。

関連情報

リンの詳細解説

カルシウムの次に体内で多いミネラルで、ハイドロキシアパタイト(リン酸カルシウム)として骨と歯に蓄えられます。腎臓病用のフードにはリンが制限されていますが、これは腎臓の機能が低下すると、フィルターとしての役割が機能しなくなり、余分なリンが体内に溜まるようになります。その結果、腎臓病が悪化する要因となってしまいます。腎臓病の犬・猫にリンを制限したところ、生存期間が延びたという報告もあります。

カルシウムとリンの関係

カルシウムとリンは関係が深く、適度なバランスで摂ることで効果的に吸収することができます。カルシウムが1〜2に対し、リンは1のバランスが効果的と言われています。

lilya編集部
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