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子犬の首輪デビューはいつから?選び方と安全な慣れさせ方を解説

この記事では、子犬に首輪をつけ始める時期はいつがいいのか、また首輪の選び方や安全な慣れさせ方について解説しています。

この記事は、Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)が作成しています。犬用の冷凍フレッシュフードや手作り犬ごはん専用サプリメントを販売しているECサイトも運営しています。

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首輪をつけ始める適切な時期

首輪やリードはお散歩の時に必要になることを考えると、お散歩デビューの時期から逆算して生後3ヶ月ごろからつけ始めるとちょうど良いでしょう。お散歩に出かけるためには様々な感染症から守ってくれるワクチン接種が必要です。ワクチン接種が完了するスケジュールは犬種や個体によって異なることがありますが、生後6〜8週齢から摂取しはじめて16週齢ごろまでに接種し終えるという流れが一般的です。ワクチン接種を終える前から室内で首輪やリードをつけて慣れさせておくと、怖がらずにお散歩にいきやすくなります。

首輪の選び方

子犬に最適な首輪は、軽量で丈夫な素材で作られ、首のサイズに合ったものが適しています。一般的には、ナイロンや革の素材が選ばれます。首輪のサイズは子犬の首の周囲よりわずかに大きめのものを選び、指が2本入る程度の余裕があると適切です。首輪の主な種類には以下のようなものがあります。

ベルト式

人間のベルトと同じ構造で皮でできたものが多く、丈夫で高級感があります。穴の位置でしかサイズを調整できないので大きすぎたり小さすぎたりしないようにサイズの確認をしてから購入しましょう。

バックル式

ワンタッチでつけ外しができるので便利な構造になっています。様々な素材に使われていますが、ナイロンや布製の首輪に使われている方が多く、ややカジュアルなデザインになります。強度的にはベルト式には劣るので、定期的に買い換えた方が安全です。

チョークカラー、スリップカラー

訓練に使用される首輪で、装着して引っ張られると首輪が締まるようになっています。フルチョーク、ハーフチョーク、チェーンタイプなどいくつか種類がありますが、いずれも間違った使い方をすると怪我をする可能性があるのでドッグトレーナーなど専門家の指導のもと取り入れましょう。

首輪の慣れさせ方

子犬に首輪を慣れさせるためには、最初は短時間からはじめて、徐々に着用時間を増やしていきます。つけ始めは犬がストレスを感じないように注意深く観察し、着用時にはご褒美や愛情を与えることでポジティブな経験と結び付けます。また、同時にリードも短い時間から使用して、徐々に慣れさせるようにしましょう。

安全性と注意点

首輪を着用する際には、締め付け過ぎていると危険ですし、緩すぎても抜けてしまうことがあるため、首輪が犬の首に適切にフィットしていることを確認します。ペットショップや獣医師にサイズ調整を見てもらうと安心なので、お願いできるのであれば相談してみてください。また、チョークのような締め付けるタイプの首輪は慣れていない人が使用するとリスクがあるため避けてください。

首輪をしているとひっかかるリスクがあるため、必要がない時は外してあげた方が安全です。

首輪とハーネスの違い

ハーネスは胴体に装着するもので、リードは背中側か胸側に装着できるようになっています。首輪とは違い、気管を締め付ける恐れが少ないつくりになっているので、気管が弱い場合などはオススメです。体への負担が低い一方、引っ張った時の刺激が少ないのでトレーニングには不向きとされています。また、ハーネスだけの着用ではなく、首輪に狂犬病接種済票や緊急連絡先が書かれたタグをつけておくと万が一の時にも安心です。

まとめ

首輪は、子犬が安全に過ごすために必要な道具ではありますが、時期やサイズ、用途があっていないと危険が伴うため安全に使用してください。

lilya編集部
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