この記事では、犬用のサークルについて必要性、ケージとの違い、選び方、設置場所、種類などについて解説しています。
この記事は、Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部（@lilya_foods）が作成しています。犬用の冷凍フレッシュフードや手作り犬ごはん専用サプリメントを販売しているECサイトも運営しています。
サークルとは
室内で犬がくつろぐためのスペースを作ることができるものです。以下の画像のように天井のないものをサークルといい、天井のあるものをケージと言います。また、持ち運び可能な小さなケージのことをクレートやキャリーとも言います。
サークルとケージの違い
前述した通り、サークルとケージの大きな違いは、天井の有無があげられます。サークルの中には、後付けできる天井があるものも販売されていますが、基本的には側面だけで犬のスペースを区切ることが目的とされています。一方、ケージは天井がついており、脱走防止や落下物からの避難が可能で個室のようなものです。ケージの方が丈夫なものが多いので、犬種ごとの性格や力の強さなどを考慮して選ぶようにしましょう。
サークルの必要性・効果
安全なスペースの確保
犬用サークルは、愛犬が安全なスペースで自由に遊んだり寝ることができる環境をつくることができます。特に、新しい環境に慣れていない子犬や、お留守番の時の安全な場所として過ごさせたいときに役立ちます。
トレーニングと行動の管理
サークルは、犬のトレーニングや行動の管理に役立ちます。特に、子犬の場合はトイレトレーニングや家具や建具の破壊防止に利用されます。また、犬が飼い主の指示に従うように促す場所としても役立ちます。
安心感とストレス軽減
サークルは、愛犬に安全なスペースとして安心感を与え、ストレスを軽減するのに役立ちます。犬は自分の居場所を持つことで安心し、環境の変化や外部の刺激に対処しやすくなります。
安全な休息の場
犬用サークルは、愛犬が安全に休息できる場所を提供します。犬が自分のスペースでくつろぐことができれば、ストレスや不安を軽減し、より良い睡眠を促進します。
サークルの選び方
犬の大きさに合わせたサイズを選ぶようにしましょう。ハウスとしてのサークルの場合、広すぎるよりも無理なくUターンできるくらいの広さを目安にすると良いでしょう。また、拡張できるものだと成長や部屋の間取りに合わせてサークルの形を帰ることができます。以下にタイプ別で主なサークルの種類をご紹介します。
組み換え可能なタイプ
部屋や成長に合わせて組み替えて使うことができ、出入り口の段差が低いのでシニアの子でも躓きにくい作りになっています。屋外でも使用可能で中型犬まで対応した高さになっています。
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トイレと居住スペースが分かれているタイプ
トイレと居住スペースが分かれているので、トイレの場所を覚えやすい作りになっています。
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布製で折りたたみが簡単にできるタイプ
丈夫さは劣りますが、持ち運びしやすいので旅行やキャンプ、非常時などに活用できます。室内でも普段は畳んでおいて必要な時だけ取り出すという用途に使用できます。
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サークルの設置場所
家族と同じスペースで過ごすことが良いので、リビングなど家族が集まる場所に設置しましょう。窓際は日光の影響を受けやすく避けた方が良い場所です。
ハウストレーニングの流れ
サークル内でハウス（自分のスペース）として安心して過ごしてもらうためには、慣れてもらう必要があります。一般的なハウストレーニングの流れをご紹介します。
- 「ハウス」と声かけしながらサークル内に誘導します。
- サークルに入れたらおやつをあげたり褒めてあげて、サークルに入ると良いことがあると覚えてもらいましょう。
- 少しずつサークル内の滞在時間を褒めながら伸ばしましょう。
- おやつを使いながらサークルの扉を閉める時間も徐々に伸ばしていきましょう。
まとめ
室内であれば放し飼いという方も多いかもしれませんが、性格や犬種によっては縄張り意識などが強くサークルを活用したほうが快適に暮らせる場合があります。必要に応じて取り入れてください。
