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犬の臭い対策|原因や対策方法、おすすめ製品の選び方

この記事では、犬の臭いの原因や対策、改善するためのグッズの選び方などについて解説しています。犬の臭いは様々な原因によって引き起こされることがありますが、その多くは適切なケアや生活環境の改善によって管理することが可能ですので記事を参考に対策を行ってください。

この記事は、Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)が作成しています。犬用の冷凍フレッシュフードや手作り犬ごはん専用サプリメントを販売しているECサイトも運営しています。

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ニオイの主な原因と対策

体臭

犬は人間のように体温調節のための滴るような汗はかきませんが、犬にも汗腺はあります。アポクリン汗腺という皮脂腺につながる汗腺が全身にあり、ニオイのもとになっていると考えられています。他にも、顔のシワに溜まった汚れ、目やに、肛門線、毛に付いた排泄物なども原因となります。

対策

定期的にブラッシングすることで、抜け毛や皮脂を除去し、臭いを軽減します。1月に1〜2度シャンプーをすると被毛に付いた汚れや皮脂を落とすことができます。シャンプーが大変な時は体を拭いてあげることで汚れや皮脂をある程度落とす効果があります。

口臭

口の中に溜まった歯垢や歯石は細菌のかたまりで、ニオイのもとになりますし歯周病の原因です。

対策

日頃の歯磨きなどのケアが大切です。付いてしまった歯石は歯磨きでは取れないので、動物病院で除去してもらいましょう。その際は麻酔をかけて処置してもらわないと安全にできません。

おもちゃ、ベッド

犬自身からではないですが、おもちゃには唾液がつきますしベッドには汚れが蓄積してニオイの原因になります。

対策

定期的に洗って清潔に保ちましょう。丸洗いできない場合は風通しの良いところで干すだけでもニオイが軽減される場合があります。

日常的な臭い対策の基本

犬のシャンプーについて

犬のシャンプーは定期的に行うことで臭いを軽減し、健康的な被毛を保ちます。一般的には、犬の運動量や被毛や肌の種類によって異なりますが、平均的な犬のシャンプーの頻度は1ヶ月に1〜2回が適していると言われ、あまり頻繁に行うと肌が荒れてしまう原因にもなってしまいます。また、シャンプーの後はしっかりとドライヤーで乾かさないと生乾き状態でニオイの原因になりますし、皮膚の炎症にもなってしまいます。

室内の消臭

ソファやカーペットなどの布製品、壁紙などはニオイが吸着しやすいので洗えるものは洗濯しましょう。洗えないものは消臭スプレーや消臭剤を活用しニオイの元を消すようにします。また、室内の換気も大切です。犬のトイレは意外と周囲に飛び散っていることがあるので、クリーナーを使って掃除するようにしましょう。

ペレッティー(Peletty)獣医師が使うプロ用 ペット除菌・消臭剤

動物や獣医師の体調へ影響を及ぼさない新製品として、動物病院でも使用実績のある無香性の消臭・除菌スプレーです。

消臭力 イオン消臭プラス

置き型の消臭剤です。大容量で長持ちし、芳香剤のようにニオイで誤魔化すのではなくイオンの力でしっかり消臭します。

特定の問題への対処方法

雨の日

雨の日に散歩に行くとどうしても濡れてしまいます。服を着て散歩に行けるのであれば、カッパやコートを着ると後のお手入れが楽になります。あまりに汚れてしまったらシャンプーをしてしまった方が確実にニオイが取れますが、ドライヤーでしっかり乾かすだけでもニオイの軽減になります。

病気や健康問題が原因の場合

犬によく見られる皮膚トラブルのひとつにマラセチア皮膚炎があります。これはマラセチアと呼ばれるカビの一種が過剰な増殖によって引き起こされます。特徴的な症状のひとつに脂っぽいニオイがあります。マラセチア皮膚炎が疑われる場合は動物病院を受診して対処しましょう。

まとめ

犬のニオイの原因を理解し、適切なケアを行うことで不快な臭いだけでなく犬の健康を維持できるため、定期的なシャンプーやブラッシングは欠かさないようにしてください。また、病気が原因の場合は早めに獣医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。

lilya編集部
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