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犬の爪切りのやり方と道具の選び方や注意点

この記事では、犬の爪切りについて頻度ややり方、道具の選び方などについて解説しています。

この記事は、Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)が作成しています。犬用の冷凍フレッシュフードや手作り犬ごはん専用サプリメントを販売しているECサイトも運営しています。

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犬の爪切りはそもそも必要なのか

犬の爪が伸びすぎると歩きにくくなり、無理な姿勢から体へ負担がかかったり爪が折れてしまう恐れがあります。また、あまりにも伸びすぎると肉球に刺さってしまったり、人の皮膚や服を引っ掻いて怪我をしてしまうことも考えられるため、定期的な爪切りは必要です。

爪切りの頻度

犬の爪を切る頻度は、日頃の運動量や生活環境や個体差によって異なりますが、一ヶ月に一回程度のペースで切ることが一般的です。少なくとも月に一度は爪の状態を確認するようにし、必要であれば爪切りをしましょう。狼爪(ろうそう)と言われる親指に当たる爪は、地面に当たらないのですり減りません。伸び具合を忘れずに確認しましょう。

爪切りの方法

準備

まずは必要な道具を用意します。爪切りにはギロチンタイプ、ニッパータイプ、ハサミタイプがありますが、切れ味が良く使われることが多いのはギロチンタイプです。また、やすりで仕上げると滑らかになるので引っかかったりしにくくなり安全です。

適切な位置の確認

また、犬の爪が白い場合は透明な部分の境目を確認します。犬の爪は血管や神経が通っている部分がありますので、爪を切る際にはその部分に注意を払います。白色部分のみを切るようにします。

犬を安定させる

テーブルなどの高い場所に乗せて、犬の頭と反対方向を向きながら犬の体を脇で挟みます。犬が爪切りの様子が見えなくなるので怖がりにくくなります。

仰向けで爪切りができるのであれば仰向けでも構いませんが、爪切りをする様子が見えるので怖がってしまう場合があります。無理なく爪切りができる姿勢で行うようにしましょう。

爪の切断

爪切りを使って、切っていきます。一気にギリギリまで切るのではなく、少しずつ切るように徐々に切っていきます。切り終わったらやすりをかけて丸く仕上げます。爪が黒い場合は外からは血管がわからないので、爪の断面の中心が乾燥している部分まではカットして大丈夫です。

出血の確認

爪を切った後に出血がないかを確認し、必要に応じて出血を止める処置を行います。止血剤を使うかティッシュやコットンを押し当てて止血するようにします。

安全に爪を切るための注意点

爪を切る際には、以下を意識して行いましょう。

焦らずゆっくりと

急いで爪を切ることは避け、ゆっくりと慎重に行います。1日で全ての爪を切る必要はないので、無理のない範囲で何日かかけて爪切りをして大丈夫です。

適切な道具の使用

使いやすい道具で構いませんが、切れ味の良いものを選ぶようにしましょう。子犬のころは小ぶりなハサミタイプを使う場合もあります。

たくさん褒めながら行う

しっかりと褒めて爪切りに対してネガティブな印象を与えないようにしましょう。二人でできる時は、一人がおやつを使って気を引いておきながら行うのも効果的です。

適切なツールの選択

犬の爪のケア用品は様々なものがありますが、ここではそれぞれのタイプの例をご紹介します。購入する前にトリマーさんや動物病院でおすすめを聞いてみるのも良いでしょう。

ギロチンタイプ

トリミングサロンや動物病院でも多く使われるタイプです。切れ味がよく爪を切るときのパチンという音もしにくく犬が驚きにくいです。使い方に少々慣れが必要ですが、慣れると効率的に爪切りが行えます。

廣田工具製作所 ペット用つめきり [ZAN] ギロチンタイプ

ニッパータイプ

ギロチンタイプよりも握りやすく扱いやすい形状です。ギロチンタイプよりも切れ味は劣りますが、慣れていない場合はおすすめです。

廣田工具製作所 ペット用つめきり [ZAN] ニッパータイプ

ハサミタイプ

爪が小さい子犬にはハサミタイプが安全に切りやすいです。小ぶりなので指を通す穴のサイズの確認もするようにしましょう。ハサミタイプは猫用となっているものが多いですが、犬に使っても大丈夫です。

猫壱(necoichi) ストレスなくスパッと切れる猫用爪切り

やすり

仕上げにやすりをかけると角が取れるので、服に引っかかったりすることを防げます。電動タイプもありますが、音や削る時ににおいが出る場合があるので好みに合わせて使い分けましょう。

手動タイプ

ペットと飼い主のための日本製爪ヤスリ「dogood」ドッグット

電動タイプ

ペティオ (Petio)Self Trimmer 乾電池式 コードレスネイルケア

無理せずプロに任せる

自分で爪切りをすればお金の節約にもなりますが、自宅だと甘えて嫌がることも多いです。無理に行い怪我をさせたり恐怖心を与えてしまうことも考えられます。自宅での爪切りが難しければ、トリミングサロンや動物病院にお願いしたほうが早く済ますことができます。料金の相場は500〜1,000円ほどです。

まとめ

爪は伸びてくると歩きにくくなったり引っかかって怪我をしてしまう恐れがあります。また、飼い主の服や皮膚を引っ掻いてしまうこともあるので、適切な長さにケアしてあげることが大切です。月に一度は爪の状態を確認してみて、必要であれば切るようにしましょう。

lilya編集部
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