犬に必要な栄養素

【糖質(炭水化物)】犬ごはんに必要な栄養解説と多く含まれる食材の紹介

Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点(量や食材、味付けなど)を解説で詳しく説明しています。
今回は、犬に必要な栄養素のうち、糖質(炭水化物)について解説します。その他の犬に必要な栄養に関する記事はこちらです。

糖質(炭水化物)の働き・効果

糖質は、体の主要なエネルギー源で消化・吸収された後に血液を通じて全身に届けられます。エネルギー補給の他に、疲労回復や脳の活性化、解毒作用の促進などの効果があります。

糖質を多く含む食材

穀類、イモ類、りんご、バナナ、イチゴ、豆類、ヨーグルトなど
糖質(炭水化物)が豊富な食材・食品に関する記事はこちらから確認できます

糖質が不足・過剰になると?

糖質の摂り過ぎは肥満につながり、糖尿病などの生活習慣病などの原因となります。一方で、糖質が足りないと筋肉が減少し、エネルギーが全身に行き渡らないため疲れがちになります。
仕組みとしては、過剰摂取すると肝臓にグリコーゲンとして蓄えられ、さらに過剰になると脂肪に合成されて体脂肪として蓄積されます。足りない場合は蓄えられている体脂肪やタンパク質が分解されていくため筋肉が減少します。

関連情報

糖質の詳細解説

主にエネルギー源となる糖質は炭水化物とも呼ばれ、米や麦などの穀類、イモ類、豆類に豊富に含まれます。糖質は単糖類、二糖類、多糖類に分類することができ働きも異なります。
糖質は体内に入ると消化・吸収を経て、グルコース(ブドウ糖)に分解されてから体を動かすエネルギーとなります。特に脳細胞や神経組織、赤血球など体の重要な部位のエネルギー源となる栄養素はこのグルコースだけです。
糖質は全て単糖類のブドウ糖として代謝されるため、単糖類の果物は吸収しやすく、体への負担が少ないです。そのため、疲労回復やエネルギー回復には果汁が最適です。一方で糖質は脂肪に変わりやすく、虫歯の原因ともなりやすいため注意が必要です。

犬はたんぱく質から糖質を作り出せる

犬はタンパク質を十分に供給すればタンパク質から糖質を作ることができるため、炭水化物を取らなくても大丈夫です。どちらから摂っても問題ありません。

lilya編集部
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