犬ごはんの食材解説

【ビーフン】手作り犬ごはんの食材解説(犬にあげていいか?、調理のポイント、栄養について)

Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点(量や食材、味付けなど)を解説で詳しく説明しています。
今回は、犬ごはんの食材のうち、ビーフンについて解説します。その他の犬ごはんの食材に関する記事はこちらです。

ビーフンを犬にあげていいか?あげる場合の注意点

ビーフンは犬にあげても大丈夫な食材です。よく似た食材で春雨がありますが、原材料が異なります。ビーフンは米粉を主原料とするのに対し、春雨は緑豆などのでんぷんとじゃがいもやさつまいものでんぷんを主原料としています。ベトナム料理で使われるフォーも米粉が主原料ですが、きしめんのような平たい形状をしています。犬ごはんで使用する際は、茹でてから食べやすい長さにカットするか短く折ったビーフンをいっしょに煮るようにしましょう。お米や芋類とは食感が変わりますので、食べ飽きないようにごはんに変化をつけることができます。味つきビーフンも売られていますが、味無しのものを使用しましょう。

ビーフンに含まれている栄養素と主な効果

ビーフンの代表的な栄養素には炭水化物(糖質)、タンパク質などが含まれています。

炭水化物(糖質)

主にエネルギー源となる糖質は炭水化物とも呼ばれ、米や麦などの穀類、イモ類、豆類に豊富に含まれます。糖質は単糖類、二糖類、多糖類に分類することができ働きも異なります。
糖質は体内に入ると消化・吸収を経て、グルコース(ブドウ糖)に分解されて体を動かすエネルギーとなります。特に脳細胞や神経組織、赤血球など体の重要な部位のエネルギー源となる栄養素はこのグルコースだけです。

タンパク質

たんぱく質は20種類のアミノ酸が結合したもので、種類や含有量などの違いで性質が異なります。アミノ酸は体内でも合成できるものもあるのですが、体内で合成することができなかったり、合成分だけでは不十分なため食事からとる必要のあるアミノ酸を必須アミノ酸と言います。

おすすめの調理方法や食材との組合せ

普段の炭水化物のひとつとしてローテーションに加えてみましょう。また、お米を炊くよりも時短になるので時間のない時にも便利な食材です。
ビーフンを使ったレシピはこちらをご覧ください。

こんな子におすすめ

食感に変化がつけられるので食べ飽きしやすいコにおすすめです。

100g当たりの栄養成分

出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
※コリンは米国農務省FoodData Centralを参照

栄養素単位栄養計算
粗タンパク質g7.000
アルギニンg0.520
ヒスチジンg0.170
イソロイシンg0.280
ロイシンg0.550
リジンg0.250
メチオニンg0.190
メチオニン+シスチンg0.360
フェニルアラニンg0.360
フェニルアラニン+チロシンg0.670
トレオニンg0.270
トリプトファンg0.110
バリンg0.410
粗脂肪g1.600
リノール酸g0.530
カルシウムg0.014
リンg0.059
カルシウム:リン比1:4.214
カリウムg0.033
ナトリウムg0.002
塩素g0.003
マグネシウムg0.013
mg0.700
mg0.060
マンガンmg0.330
亜鉛mg0.600
ヨウ素mg0.005
セレンmg0.003
ビタミンAIU0.000
ビタミンDIU0.000
ビタミンEIU0.000
チアミンmg0.060
リボフラビンmg0.020
パントテン酸mg0.090
ナイアシンmg0.600
ピリドキシンmg0
葉酸mg0.004
ビタミンB12mg0.000
コリンmg5.5
lilya編集部
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