犬に必要な栄養素

【ヒスチジン】犬ごはんに必要な栄養解説と多く含まれる食材の紹介

Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点(量や食材、味付けなど)を解説で詳しく説明しています。
今回は、犬に必要な栄養素のうち、ヒスチジンについて解説します。その他の犬に必要な栄養に関する記事はこちらです。

ヒスチジンの働き・効果

たんぱく質を構成する必須アミノ酸の一つです。
ヒスタミンをつくり、神経機能に作用し、脳の働きに関わっています。
セラミドを合成し、皮膚のバリア機能にも関わっています。

ヒスチジンを多く含む食材

マグロ、かつお、イワシなどの魚介類のほか、鰹節や煮干しにも含まれます。
鳥や豚などの肉類にも多く含まれます。
血液(ヘモグロビン)中にも多く含まれており、レバーなどにも豊富。
ヒスチジンが豊富な食材・食品に関する記事はこちらから確認できます。

ヒスチジンが不足・過剰になると?

肉や魚から十分取り入れることができるので不足することは稀ですが、不足すると体重の減少、食欲の減少が見られます。
過剰症の報告はありません。

関連情報

ヒスチジンの詳細解説

体内で合成することができない必須アミノ酸のひとつで、神経伝達物質を作るためにも働いています。
アレルギーの原因物質のヒスタミンを合成します。
マグロやカツオは鮮度が落ちると、ヒスタミン産生菌による酵素の働きでヒスタミンが発生します。ヒスタミンは加熱しても失われず、摂取量によってはヒスタミンによる食中毒を引き起こします。ヒトでもヒスタミンとして100mg摂取すると食中毒を起こすと言われています。
セラミドの生成にも関わっており、皮膚のバリア機能の維持にも役立っています。
偏った食事内容でなければ不足することは稀ですが、他のアミノ酸とのバランスも大切です。アミノ酸は最も少ないアミノ酸が、たんぱく質の栄養価を決めると言えます。ビタミンB郡やビタミンA、亜鉛、銅などと合わせてバランスよく取り入れるようにしましょう。

lilya編集部
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