犬に関する記事

犬のシャンプーのやり方や選び方、注意点

この記事では、正しいシャンプーの方法や選び方が犬の健康にどのような影響を与えるかといった注意点について解説しています。犬の皮膚と被毛は日々の散歩などで余分な皮脂やホコリが付着するため、定期的なシャンプーによって清潔を保つことで健康な皮膚や被毛につながります。しかし、適切なシャンプーの方法や選び方を知らずに行うと、犬の健康に悪影響を与えることがあるため注意が必要です。

この記事は、Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)が作成しています。犬用の冷凍フレッシュフードや手作り犬ごはん専用サプリメントを販売しているECサイトも運営しています。

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なぜ犬にシャンプーが必要なのか

犬は人間のような汗のかき方はしませんが、散歩などで外出する機会が多くホコリや泥、虫などが付着してしまいます。また、体から分泌される皮脂は乾燥を防ぐ役割もありますが、過剰に分泌されるとベタつきや臭いのもとになってしまう他、排せつ物が付着する場合があります。定期的なシャンプーによって、これらの汚れや雑菌を除去し、健康的な状態を維持することができるため適度なシャンプーは必要になります。加えて、皮膚病の場合は治療として薬用シャンプーを使用する場合もあります。

正しいシャンプーの頻度と手順、必要な道具

犬のシャンプーはあまり頻繁にしてしまうと必要な皮脂まで落としてしまい皮膚トラブルに繋がる場合があります。月に1〜2回(2〜3週に1回)くらいのペースで行うようにしましょう。

必要な道具

シャンプーをするときは以下のものを揃えておきましょう。

  • シャンプー
  • コンディショナー
  • ブラシ(スリッカー、コーム、ピンブラシなど)
  • 洗面器
  • スポンジやガーゼなどの泡立てやすいもの
  • タオル
  • ドライヤー

シャンプーの手順

ブラッシングする

洗う前にブラッシングをしてホコリを落とし毛がもつれていないか確認しましょう。もつれている毛があったらほぐしておきます。

シャンプーを泡立てておく

事前にスポンジなどでシャンプーを泡立てておきましょう。現役を直接つけるのではなく、泡立てた方が汚れを浮かすように洗うことができます。

シャワーで体→顔の順に洗っていく

シャワーの温度は37〜38度くらいの温度にしておきましょう。いきなり顔から濡らすと驚いてしまうので、顔から遠い場所から濡らしておきます。顔はスポンジやタオル越しに濡らしてあげると驚きにくい場合があります。また、犬の毛は水を弾くので皮膚の近くまでしっかりと濡らします。しっかりと濡らすとシャンプーの泡立ちがよくなり効果的に洗うことができます。

毛の奥まで濡れたら泡立てたシャンプーを揉み込みながら洗っていきます。顔の近くは目に入らないように気をつけて洗いましょう。

しっかりとすすぐ

全身をシャンプーで洗うことができたらシャワーで十分にすすぎます。すすぐときは顔から始めていきます。

同じ要領でコンディショナーをする

コンディショナーも原液のまま使うのではなく、お湯で薄めてから使いましょう。全身にかけていきます。

しっかりとすすぐ

シャンプーを洗い流す時と同じ要領でしっかりと流します。

タオルで水分を拭き取る

優しく全身の水分をタオルで拭き取っていきます。この段階でなるべく拭き取るとドライヤーの時間が短くなります。

ブラシで梳かしながら乾かす

ドライヤーで乾かします。この時ドライヤーが近すぎると熱くなり火傷してしまいます。30cm程度離して熱くなりすぎないようにしましょう。ブラシで梳かしながら乾かすと早く乾き、毛の流れも綺麗に仕上がります。濡れているところが残らないように確かめながらしっかりと乾かしましょう。

皮膚や被毛の特別な悩みに対するケア

フケや過剰な皮脂、べたつき、過剰な感想など皮膚病に対応するものとして薬用シャンプーがあります。皮膚の状態によって使用するシャンプーが異なりますので使用する際は獣医師に相談してください。

サロンやセルフウォッシュ、関連グッズについて

自宅でのシャンプーが難しい場合はプロに任せるのもおすすめです。もちろん費用はかかりますが、シャンプー以外にも爪切り、肛門腺絞りなど自分では難しいこともしてくれます。他にもトリミングサロンと同じ機材を設置し、シャンプーは飼い主が行うセルフシャンプーという施設もあります。こちらは自分でシャンプーを行う分、費用を安く抑えることができます。

トリミングサロンの相場

長毛か短毛か、毛のもつれがあるかどうかなどでも変わりますが、大体の相場は以下の通りです。また、爪切り、足裏の毛カット、肛門腺絞りがセットになっている場合もあります。

シャンプーのみ

小型犬 3,500〜5,000円
中型犬 5,000〜8,000円
大型犬 8,000〜10,000円以上

シャンプーとカット

小型犬 5,000〜8,000円
中型犬 8,000〜10,000円
大型犬 10,000円以上

まとめ

犬は外出する機会が多いので汚れがつきやすいので、適切にシャンプーをして清潔な状態を保つようにしましょう。自宅でのシャンプーは大変ではありますが、慣れてくると短時間で終わらせることができます。また、年齢を重ねていくと体力的な問題などから、トリミングサロンでの施術を断られる場合があります。ある程度自宅でもお手入れできるようにしておくことをおすすめします。

lilya編集部
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