犬に必要な栄養素

【亜鉛】犬ごはんに必要な栄養解説と多く含まれる食材の紹介|必要量・過不足の影響・手作り犬ごはんレシピ

Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点(量や食材、味付けなど)を解説で詳しく説明しています。
今回は、犬に必要な栄養素のうち、亜鉛について解説します。その他の犬に必要な栄養に関する記事はこちらです。

亜鉛の働き・効果

皮膚や被毛、生殖機能を正常に保ち、体内のさまざまな代謝に関わります。

亜鉛の必要量

AAFCO2016の栄養基準によると、犬が1日で必要な亜鉛の量は最低でも20mg/1000kcalとなります。4kgの成犬(避妊・去勢済み)の場合1日に356kcalが必要なので、亜鉛は7.12mg以上を摂取する必要があります。

亜鉛を多く含む食材

レバー、牛肉、馬肉、卵、煮干しなどの小魚、大豆、納豆。
亜鉛が豊富な食材・食品に関する記事はこちらから確認できます。

亜鉛が不足・過剰になると?

不足すると、皮膚や被毛の異常、発育の低下、生殖機能の低下が見られます。

通常の場合、過剰になることは稀ですが、鉄や銅の欠乏につながる場合もあります。

関連情報

亜鉛の詳細解説

亜鉛は全身に分布し、体内のさまざまな代謝に関わってます。特に被毛や皮膚に多く存在するため、足りなくなると症状が出ることが多いとされています。
体内の多くの酵素の働きをサポートし、炭水化物やたんぱく質の代謝にも関わっています。

亜鉛補給にぴったりの手作り犬ごはんレシピ紹介

低脂質で亜鉛が豊富な馬肉を使った亜鉛補給にピッタリな「馬肉と卵のごはん」をご紹介します。ただし、亜鉛は一般的な食材だけでは基準を満たすことが難しい食材なので手作り犬ごはん専用サプリメントなどで補ってあげることをお勧めします。手作り犬ごはん専用サプリメントはリーリャの犬ごはんでも扱っています。

材料

体重4kgの避妊・去勢済みの成犬の1日分を基準としています。
馬肉(赤身) 86g
茹で卵 48g
炊いた白米 78g
カボチャ 48g
水菜 42g
すりゴマ 3g
(サプリメントを追加する場合)
リーリャの犬ごはん マルチビタミン&ミネラル 3.2g

こちらは体重とライフステージを入力するとレシピの分量を何倍にしたらいいのか表示するシミュレーターです。ご活用ください。

ご家庭のわんちゃんの場合のレシピの分量の倍率が計算できます。

kg

小数点なしで入力してください。小数点以下の数字は四捨五入されます。

授乳期の場合は子犬の数で変化します。数字は最低限の目安なので獣医に相談してください。
シニア期は年齢の幅も広く、個体差も大きいです。シニア期の数値は初期設定の数値とし、体重・体型の増減を見て調節することをおすすめします。

レシピページの食材の分量を倍にすると1日分になります

作り方

①卵は茹で卵にしておきます。
②食材を細かくカットして計量します。
③鍋に水(50cc)を入れ、カットした食材を入れます。蓋をして弱火で10〜15分ほど加熱します。
④火が通ったら、炊いた白米とすりゴマを入れてよく混ぜたら完成です。
※サプリメントは食べる時に、一食分に必要量を混ぜてあげてください。

レシピ詳細はこちら
手作り犬ごはん専用サプリメントはこちら

lilya編集部
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