Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点(量や食材、味付けなど)を解説で詳しく説明しています。
今回は、犬に必要な栄養素のうち、たんぱく質について解説します。その他の犬に必要な栄養に関する記事はこちらです。
たんぱく質の働き・効果
筋肉や臓器、皮膚など体の基本となる組織を作り、生命活動を維持するために必要な栄養素です。成長促進や免疫力の向上など身体的なこと以外に脳の活性化や精神の安定などにも影響します。
たんぱく質を多く含む食材
卵、牛肉、鶏肉、豚肉、レバー、アジ、イワシ、サバ、エビ、大豆、豆腐、枝豆、カッテージチーズなど
たんぱく質が豊富な食材・食品に関する記事はこちらから確認できます。
たんぱく質が不足・過剰になると?
たんぱく質は体内に蓄えられないので過剰摂取分は尿としてでますが、大量に排泄すると一緒にカルシウムまで出てしまうため、カルシウムが不足する可能性があります。一方で、たんぱく質が不足すると皮膚の荒れやケガの回復の遅れ、スタミナ・免疫力の低下、成長期の発育阻害など悪影響がたくさんあります。
関連情報
たんぱく質の詳細解説
たんぱく質は20種類のアミノ酸が結合したもので、種類や含有量などの違いで性質が異なります。アミノ酸は体内でも合成できるのものもあるのですが、体内で合成することができなかったり、合成分だけでは不十分なため食事からとる必要のあるアミノ酸を必須アミノ酸と言います。
肉や魚に含まれる動物性たんぱく質は必須アミノ酸がバランスよく含まれるので効率よく摂取することができます。ただ、動物性たんぱく質には脂肪やコレステロールも多く含まれているため、気になる場合は豆類や穀類などに含まれている植物性たんぱく質と組み合わせてみてください。
手作りご飯で必須アミノ酸が十分にあげられているか気になる場合
通常、いろいろな肉や魚をあげていれば必須アミノ酸は不足することはありません。そのため極端な食事をしない限り気にする必要はないのですが、不足すると毛の質などに変化が現れるので気になる方は毛の質をチェックしてあげるようにしてください。