手作り犬ごはんのレシピ

【体重管理】手作り犬ごはんレシピ:豚ももの低カロリーごはん|ダイエット・鶏肉不使用・グレインフリー

Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点(量や食材、味付けなど)を解説で詳しく説明しています。
今回は、手作り犬ごはんのレシピ、豚ももの低カロリーごはんをご紹介します。その他の犬ごはんのレシピに関する記事はこちらです。

このレシピの特徴

ダイエットに使いやすい低カロリーなレシピです。グラムあたりのカロリーを低くすることで、ごはんの量を変えずに摂取カロリーを減らすことができます。炭水化物としてさつまいもを使用していますが、さつまいもは低GI食材と言われ、糖の吸収を穏やかにして太り食い食材のひとつです。さらに、食物繊維による腸内環境の改善も期待できるので、体全体の健康維持に役立ちます。また、タンパク源は豚肉のみなので、鶏肉や牛肉アレルギーの場合にもおすすめです。
このレシピは約90.3kcal/100gです。

サプリメントを追加することでAAFCO2016の栄養基準を満たすことが可能です

このレシピは、そのままでもできる限り栄養バランスがとれるように計算していますが、リーリャの犬ごはん マルチビタミン&ミネラルを追加することで犬の栄養基準を満たすことができるように設計されています。この栄養基準を満たすことで犬は健康を維持することができ、一方で長期的に足りない栄養素があると体に不調をきたしたりしますが、一般的な食材だけでは栄養基準を満たすことが困難です。そのため、専用サプリメントをご用意しましたので、ぜひ一度ご検討ください。
〈サプリメント販売ページ〉
https://shop.lilya.jp/products/mv-mineral

材料

体重4kgの避妊・去勢済みの成犬の1日分を基準としています。
豚もも肉(脂身なし)[生]  66g
豚レバー[生]  26g
さつまいも(皮なし)[生]  104g
かぼちゃ[生]  59g
ブロッコリー[生]  53g
ミニトマト[生]  40g
すりゴマ[-]  3g
(サプリメントを追加する場合)
リーリャの犬ごはん マルチビタミン&ミネラル 3.2g

それぞれの体重・ライフステージに合わせた量について

体重やライフステージによって1日に必要なエネルギー(カロリー)が異なります。
体重とライフステージを入力するとレシピの分量を何倍にしたらいいのか表示するシミュレーターです。

ご家庭のわんちゃんの場合のレシピの分量の倍率が計算できます。

kg

小数点なしで入力してください。小数点以下の数字は四捨五入されます。

授乳期の場合は子犬の数で変化します。数字は最低限の目安なので獣医に相談してください。
シニア期は年齢の幅も広く、個体差も大きいです。シニア期の数値は初期設定の数値とし、体重・体型の増減を見て調節することをおすすめします。

レシピページの食材の分量を倍にすると1日分になります

また、下記の表は4kgの成犬を1とした時のそれぞれの係数です。
体重・ライフステージに合わせて表内の数字を、このレシピの各材料にかけて1日の量の目安にしてください。

例:4kgの肥満傾向の犬
豚もも肉(脂身なし)[生]・・・66g×0.9=59.4g
豚レバー[生]・・・26g×0.9=23.4g
さつまいも(皮なし)[生]・・・104g×0.9=93.6g
サプリメント・・・3.2g×0.9=2.8g

各食材の割合
体重(kg)避妊・去勢済みの成犬非避妊・非去勢の成犬肥満傾向・シニア犬
10.40.40.3
20.60.70.5
30.80.90.7
41.01.10.9
51.21.31.0
61.41.51.2
71.51.71.3
81.71.91.5
91.82.11.6
102.02.21.7
152.73.02.4
203.33.82.9
254.04.43.5
304.55.14.0
355.15.74.5
405.66.34.9
456.16.95.4
506.67.55.8

作り方

①豚もも肉は脂身を取り除き、計量したらカットします。
②皮を剥いたさつまいも、豚レバー、かぼちゃ、ブロッコリー、ミニトマトも計量し、カットします。
③鍋に焦げ付かない程度の水を入れ、豚もも肉、豚レバー、さつまいも、かぼちゃ、ブロッコリー、ミニトマトを加えます。蓋をして火が通るまで加熱します。
④火が通ったらすりゴマを加えてよく混ぜ合わせたら完成です。
※サプリメントは食べる時に、一食分に必要量を混ぜてあげてください。

注目食材

さつまいも

さつまいもは甘みが強いので好んで食べてくれる子が多い食材のひとつです。カロリーの高い食材なので、お米などの穀類の代わりにカロリー源として使うことができます。食物繊維による整腸作用も期待できるので、腸内環境を整えて健康管理にも役立てることができます。低GI食材のひとつで、糖の吸収を穏やかにするため太りにくい食材と言われており、適切な量にすることでダイエット中でも取り入れやすい食材です。

足りない栄養素を補うには

食材のみでもできる限り栄養バランスがとれるようには計算していますが、犬が健康を維持するために必要と言われる栄養基準を満たす設計にはなっていません。
AAFCO2016の栄養基準を満たすためには、このレシピではカルシウム、亜鉛、ヨウ素、ビタミンDが不足しており、これらの栄養素は手作り食では不足しがちな栄養素になります。
リーリャの犬ごはんで販売しているサプリメントを追加すると不足している栄養素を簡単に補うことができます。
また、不足しがちな栄養素を補うための解説記事はこちらに記載しています。

このレシピの100gあたりの栄養素

約88.1kcal/100g(サプリメントなし)
約90.4kcal/100g(サプリメントあり)

栄養素単位食材のみ食材+サプリ
粗タンパク質g7.3437.343
アルギニンg0.4580.458
ヒスチジンg0.2550.255
イソロイシンg0.3140.314
ロイシンg0.5510.551
リジンg0.5540.554
メチオニンg0.1780.203
メチオニン+シスチンg0.2770.277
フェニルアラニンg0.3170.317
フェニルアラニン+チロシンg0.5640.564
トレオニンg0.3340.334
トリプトファンg0.0950.095
バリンg0.3780.378
粗脂肪g2.0552.055
リノール酸g0.3340.334
カルシウムg0.0350.136
リンg0.1110.128
カルシウム:リン比0.39:11.1:1
カリウムg0.4100.416
ナトリウムg0.0180.018
塩素g0.0280.028
マグネシウムg0.0260.027
mg1.6662.175
mg0.1870.311
マンガンmg0.2100.240
亜鉛mg1.2102.626
ヨウ素mg0.0010.024
セレンmg0.0100.017
ビタミンAIU3211.7573320.913
ビタミンDIU4.60414.632
ビタミンEIU2.5963.093
チアミンmg0.2840.291
リボフラビンmg0.3760.425
パントテン酸mg1.3051.314
ナイアシンmg3.0193.019
ピリドキシンmg0.2810.281
葉酸mg0.1200.120
ビタミンB12mg0.0020.003
コリンmg40.94240.942

コリン参照:USDA FoodData Central

体重別給与量

このレシピでの健康な成犬の一日分の目安量です。
詳細は、犬が一日で必要とするカロリー(エネルギー)や栄養素の計算方法をご確認ください。

※リーリャの犬ごはんで販売しているサプリメントを追加すると、このレシピの足りない栄養素を補いAAFCO2016の栄養基準に準拠したバランスの良い手作り犬ごはんにすることができます。
サプリメントについてはリーリャの犬ごはん通販サイトをご覧ください。

体重(kg)DER(kcal)1日分の給与量(g)1日分のサプリ使用量(g)
11121241.1
2188.3612091.9
3255.3052832.6
4316.7843513.2
5374.4954153.8
6429.374764.3
7481.9945344.9
8532.7655905.4
9581.9696455.9
10629.8226986.4
15853.6639468.6
201059.231117410.7
251252.198138712.6
301435.684159114.5
351611.644178616.3
401781.406197418.0
451945.931215619.7
502105.938233321.3

DER:1日あたりのエネルギー要求量

lilya編集部
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