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犬用の保険の選び方、比較、注意点、手続きを解説

この記事では、犬の保険について基本的な情報から、どのように選ぶか、そして注意すべきポイントについて解説しています。犬と生活していると予期せぬ医療費やケアの費用がかかる場合がありますが、こういった急な病気、事故に備えるために犬用の保険は有用です。

この記事は、Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)が作成しています。犬用の冷凍フレッシュフードや手作り犬ごはん専用サプリメントを販売しているECサイトも運営しています。

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ペット保険の基本

ペット保険は、愛犬の医療費の一部をカバーするための保険です。ペットには人間のような公的な保険制度がないため、治療にかかる費用は全額負担となり、高額になってしまうケースも珍しくありません。ペット保険を扱う会社も多く、保険料やどこまでカバーされるのかも各社様々です。遺伝的になりやすい病気がカバーされているのか、保険金の請求方法はどうなのかなど、ご自身に合ったペット保険を選ぶようにしましょう。

保険のメリットと必要性

犬の保険は、飼い主と愛犬の両方に多くのメリットをもたらします。以下はその主なメリットと必要性です。

経済的メリット

犬の医療費は予想外に高額になることがあります。緊急の治療や手術などの費用は莫大なものになる場合がありますが、保険に加入していればその費用の一部または全額がカバーされます。これにより、飼い主は予期せぬ医療費に対する心配を減らし、愛犬の健康管理に集中することができます。

安心感

犬の保険に加入することで、予期せぬ事故や病気に対する心配が軽減されます。万が一の際に最善の治療を受けることができるため、愛犬の健康や安全に対する不安を和らげることができます。

犬の保険は、愛犬の健康を守るだけでなく、飼い主の経済的負担を軽減し、安心して共に過ごすことができる環境を提供します。そのため、愛犬との幸せな生活を送るために、犬の保険に加入することは非常に重要です。

保険プランの注意点

ペットの保険は全ての処置に適応しておらず、対象外となる項目があります。犬種によっては遺伝的にかかりやすい病気でも保証の対象外になってしまうこともあるので注意するポイントです。保険料金が安く抑えられても、必要なときに保険の対象外になってしまわないようにしましょう。

一般的に保証対象外になる項目

  • ワクチン等で予防できる病気
  • 予防目的の診療、ワクチン接種の費用
  • 健康診断
  • 出産、去勢・避妊手術
  • 治療目的を除く爪切り、耳掃除、歯石除去など
  • 自然災害によるもの
  • 飼い主による故意または過失によるもの

保険選びのポイント

保険選びのポイントは次の5つがあります。また、共通して年齢や犬種によっても保険料や補償範囲が変わってきますが、年齢は高ければ高いほど、体格は大型の方が保険料が高い傾向になります。

保障の範囲

ペット保険では通院、入院、手術に対して補償が発生しますが、全てが対象となるフルカバー型と入院と手術のみ補償するタイプの二つに分かれます。補償範囲の狭い方が保険料は割安になったり、特定の範囲の補償が厚かったりなど保険によって特徴がありますので、犬種などによる病気のなりやすさやどこまで保険でカバーしたいかなどで選んでください。犬は猫に比べて動物病院に行く回数が多い傾向にあるため、通院頻度が高いようであればフルカバー型を検討するのもいいと思います。

補償の割合

動物病院でかかった費用のうち何割を保険が保障してくれるかは、商品やプランによって異なってきます。当然、保障の割合が高い方が保険料が高くなるため、どの程度保険でカバーしたいか考えてから検討してください。

免責の有無

免責ありのペット保険では特定のルールに従って自己負担が発生したり、一定の金額を超えないと補償されないことがあります。ニーズに合わせて選択するようにしてください。

補償限度の有無

多くのペット保険は、通院や手術ごとに受け取ることのできる保険金や年間トータルの受取金額に上限を設けています。当然、支払限度がないものほど保険料は高くなる傾向にあります。

窓口清算の有無

ペット保険も人間の保険と同様に基本的には動物病院の窓口で治療費を支払った後、後日保険会社に請求して保険金を受けとります。しかし、窓口清算に対応しているペット保険であれば動物病院の窓口で保険加入書を提示することで保険金を差し引いた金額を請求されます。窓口で支払う金額を減らしたい方は、窓口清算の有無も確認することをおすすめします。特に通院が多い方は窓口清算が可能な保険の方が請求手続きが少なく済むため楽になります。

保険金請求の方法

ペット保険に加入している場合、保険金を請求する手続きは以下の二種類に別れます。

窓口清算

動物病院で診療後、その場で負担分のみを支払えば良い形式です。保険会社から発行される保険証などを提示することで、全額建て立て替える必要がないので急な出費が不要で後日書類を送る手間がないことがメリットです。窓口精算ができる保険会社が少ない点、少し割高な点、全ての動物病院が対応しているわけではない点などは注意しましょう。

後日清算

動物病院で診療を受けたら、一旦窓口で診療費を全額支払います。その後、保険会社が指定する必要書類を準備し、保険会社に送付して保険金を請求します。必要な書類は保険会社によって若干異なる場合がありますが、医師の診断書、明細などが必要になります。

いったん、診療費を立て替えなければいけませんが、保険会社に支払う保険料金が安くなる傾向があります。

まとめ

ペット保険はいろいろな会社がありますが、必要な病気がカバーされているか、保険料金、清算方法が比較するポイントとして大きいと思います。犬種特有のなりやすい病気を把握してご自身に合った保険を選ぶようにしましょう。また、保険に入らない場合は、一定の出費がいつ発生してもいいように備えておくことをおすすめします。

lilya編集部
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