Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点(量や食材、味付けなど)を解説で詳しく説明しています。 今回は、犬の水分補給の必要性と飲む量が少ない時の対策について解説します。犬が必要な水分量や飲水量が少ない時の対処法などについて調べることができます。
犬が必要とする飲水量
犬の健康を維持するためには、適度な水分補給が欠かせません。一般的に、犬が1日に必要とする水の目安量は体重1kgあたり50~70mlと言われています。
ただし、運動量や季節、食事内容(ドライフードかウェットフードか)によっても必要量は変化します。
水分補給したほうがいいタイミング
以下のようなタイミングでは、特に意識的に水分補給をさせることが重要です。
運動後や散歩後
運動中は体温が上がり、脱水症状を引き起こしやすくなります。散歩後や遊び終わった後は新鮮な水を与えましょう。
暑い日や暖房を使っている室内
気温が高い日や室内が乾燥している場合は、体内の水分が失われやすくなります。
ドライフードを食べている場合
ドライフードは保存性を高めるために、水分含有量が10%と手作り食やウェットフードよりも水分量が少なく作られています。食事から摂る水分だけではたりないので、その他の方法で水分を摂る必要があります。
こんな時や症状が出ている時は要注意!
以下のような症状が見られる場合は、水分不足や脱水症状の可能性があるため注意が必要です。
- ・食欲がない
- ・皮膚をつまんだ後に戻るのが遅い(皮膚の弾力低下)
- ・歯茎が乾燥している、粘ついている
- ・尿量が少ない、濃い黄色の尿が出る
- ・元気がない、疲れやすい
これらの症状が見られた場合は、速やかに水分を補給させ、それでも改善しない場合は動物病院に相談しましょう。
飲水量が少ない時に試したいこと
犬がなかなか水を飲まない場合、以下の方法を試してみましょう。
1.食事から水分をとる
手作り犬ごはんやウェットフードは水分が70%程度含まれているので、食事からも水分補給ができます。
2.水に味付けする
ヨーグルトを水で溶いたり、鰹節やキノコなどで風味づけすると嗜好性が増して飲んでくれる場合があります。
3.犬の水分補給ゼリーを使う
ペット用のゼリーやピューレも販売されています。個包装なので外出時でも飲みやすくなっています。
4.水飲み場の場所を変える
家の中でも落ち着かない場所にあって飲みにくい可能性があります。静かに飲める場所に変えてあげましょう。
5.水の容器を変える
容器の材質や水飲み機を変えると飲んでくれる場合があります。好みのものを探してみましょう。