Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部（@lilya_foods）と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点（量や食材、味付けなど）を解説で詳しく説明しています。 今回は、犬の結膜炎について解説します。
犬の目が赤く腫れていたり、涙が増えていたりしませんか？それは結膜炎のサインかもしれません。結膜炎は犬によく見られる目の病気ですが、適切なケアと予防で重症化を防ぐことができます。この記事では、犬の結膜炎の症状、原因、治療方法、そして予防方法について詳しく解説します。
犬の結膜炎とは
犬の結膜炎とは、目の結膜（まぶたの内側や眼球を覆う薄い膜）に炎症が起こる病気です。目が充血したり、涙が増えたりするのが特徴で、放置すると悪化する可能性があります。結膜は目を保護する重要な役割を果たしており、健康な状態を維持することが大切です。
犬の結膜炎の主な症状
結膜炎の症状には以下のようなものがあります。
- ・目の充血や腫れ
- ・目ヤニの増加（黄色や緑色の場合は感染症の可能性）
- ・涙が増える、または目が乾燥する
- ・目をこすったり、頻繁にまばたきをする
- ・まぶたの裏側が赤くなっている
症状の程度は個体によって異なりますが、早めに対処することが重要です。
犬の結膜炎の原因
結膜炎はさまざまな原因によって引き起こされます。主な原因を以下に紹介します。
アレルギー
花粉、ハウスダスト、化学物質（シャンプーや洗剤など）などが原因でアレルギー反応を起こし、結膜炎につながることがあります。
細菌やウイルス感染
細菌やウイルスが目に感染すると、炎症が発生し、膿のような目ヤニが出ることがあります。
異物の混入
砂やホコリ、毛などの異物が目に入ると、刺激を受けて炎症を起こすことがあります。
乾燥や環境の影響
乾燥した空気や風が強い環境では目が刺激を受けやすく、結膜炎の原因になることがあります。
犬の結膜炎の治療方法
結膜炎の治療は原因によって異なりますが、基本的な治療方法を紹介します。
獣医師による診断
結膜炎の症状が見られたら、早めに獣医師に診てもらい、適切な診断を受けることが重要です。
点眼薬や内服薬の使用
細菌感染の場合は抗生物質の点眼薬や内服薬、アレルギー性の場合は抗ヒスタミン薬やステロイド点眼薬が処方されることがあります。
自宅でのケア方法
- ・目の周りを清潔に保つ（ぬるま湯で湿らせたガーゼで優しく拭く）
- ・異物が入らないように室内環境を整える
- ・獣医の指示に従い、適切な薬を使用する
犬の結膜炎を予防するには？
結膜炎の予防には、日常のケアが欠かせません。以下のポイントを意識しましょう。
目の周りを清潔に保つ
定期的に目の周りを優しく拭き、汚れや目ヤニを取り除きましょう。
アレルゲンを避ける
犬がアレルギーを持っている場合、原因となる物質（花粉、ハウスダストなど）を避ける工夫が必要です。
定期的な健康チェック
定期的に獣医の診察を受け、目の健康状態をチェックしましょう。
犬の結膜炎を放置するとどうなる？
結膜炎を放置すると、以下のようなリスクが伴います。
- ・炎症が悪化し、角膜炎や角膜潰瘍を引き起こす
- ・痛みや不快感が増し、生活の質が低下する
- ・最悪の場合、視力の低下や失明のリスクもある
早期発見・早期治療が大切です。
まとめ
犬の結膜炎はよくある目の病気ですが、適切なケアと予防でリスクを軽減できます。症状に気づいたら、すぐに対処し、日頃から目の健康管理を心がけましょう。愛犬の目を守ることで、快適で健康的な生活をサポートできます。
