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犬も風邪をひく?見逃せないサインと家庭でできるケア

Instagramで手作り犬ごはんのレシピや犬の健康に関する情報を発信しているリーリャ編集部(@lilya_foods)と申します。手作り犬ごはんの基本については手作り犬ごはんの作り方・レシピや注意点(量や食材、味付けなど)を解説で詳しく説明しています。 今回は、犬の風邪について解説します。

犬も人間と同じように風邪のような症状を引き起こすことがあります。しかし、犬の風邪は人間とは異なる特徴があり、放置すると重症化する可能性も。この記事では、犬の風邪のサインや対処法、予防策について詳しく解説します。

犬も風邪とは

犬の風邪は、ケンネルコフと呼ばれる上部気道感染症であることが多く、ウイルスや細菌が原因で引き起こされます。特に気温の変化が激しい季節や、免疫力が低下しているときに発症しやすくなります。人間の風邪とは異なり、犬同士の接触や共有物を介して感染することが多いのが特徴です。

犬の風邪の症状

犬が風邪をひいたとき、以下のような症状が見られることがあります。

・くしゃみや咳が増える
・鼻水や目やにが出る
・元気がなく、食欲が減る
・発熱や軽い震えがある
・呼吸が荒くなる

これらの症状が続く場合は、単なる風邪ではなく、気管支炎や肺炎などの病気の可能性もあるため、注意が必要です。

動物病院へ行くべきタイミング|似た症状の病気に注意

犬の風邪と思っていても、実は別の病気が原因であることもあります。特に以下のような症状が見られる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

・咳が長引き、ゼーゼーとした呼吸音が聞こえる
・黄色や緑色の鼻水が出る
・高熱が続く(通常の体温は38〜39℃)
・食欲が完全になくなる
・極端にぐったりしている

特に子犬やシニア犬は免疫力が低く、重症化しやすいため、すぐに獣医師の診察を受けることが重要です。また、以下の病気は犬の風邪と似た症状を示すため、注意が必要です。

・犬ジステンパー
・気管虚脱
・肺炎

家庭でできるケア

軽度の風邪の場合、家庭でケアすることで回復を早めることができます。

温かい環境を整える:寒さが原因で悪化しないよう、温かい寝床を用意しましょう。

水分補給をこまめに:脱水を防ぐために、いつでも新鮮な水を用意し、ぬるま湯を与えるのもおすすめです。

栄養のある食事を:食欲が落ちている場合は、消化の良いスープや温めたフードを与えるとよいでしょう。

無理な運動は控える:安静に過ごせるようにし、散歩は短めにするか、体調が戻るまで休ませましょう。

部屋の湿度を調整:乾燥が症状を悪化させるため、加湿器を使って湿度を適度に保ちます。

予防方法

犬の風邪を予防するためには、日頃から健康管理を徹底することが大切です。

適切な温度管理:寒暖差が激しい時期は、室温調整をして快適な環境を作りましょう。

バランスの取れた食事:免疫力を高めるために、栄養価の高いフードを選びましょう。

定期的な運動:適度な運動を取り入れ、ストレスを溜めないようにすることが重要です。

ワクチン接種を受ける:感染症予防のため、定期的なワクチン接種を欠かさずに行いましょう。

他の犬との接触に注意:風邪が流行しやすい時期は、不特定多数の犬と接触する機会を減らすのも予防策の一つです。

まとめ

犬も風邪をひくことがあり、放置すると重症化するリスクがあります。飼い主として、風邪のサインを見逃さず、適切なケアをすることが大切です。また、日頃から予防策を講じて、愛犬が元気に過ごせるよう心がけましょう。万が一、症状が悪化する場合は、速やかに獣医師に相談してください。

lilya編集部
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